よにんぐらしの家

家族4人の家づくりの記録

本日、巾木について思ったこと

6月になりました。

入居してからもうすぐ2か月になろうとしています。

さすがに2ヶ月も経つと自分ち、という感じがします(そんな事を書いておいて端数分の支払いがまだなんですが。バタバタしててIさん、申し訳ない・・・)。床の傷もいちいち気にしなくなったこの日常。

 

さて、設計事務所カテゴリーでは目の敵にされがちな巾木。

たかが数センチの出っ張りがそこまで気になるのかな?と思いながら基本設計の辺りの頃は住宅関連のブログを読み漁っていました。そして、当然のごとく巾木無し派に流れていきそうになるわけです(主に設計事務所系のブログの影響)。我が家も巾木なしにしちゃおうかな~と血迷った事もありましたが、Kさんの出してくれた詳細見積もりにはしっかり巾木の項目がありました。もちろん意匠的には巾木はない方が断然すっきりして見えますが、生活スタイルとの兼ね合いを考えると設計事務所側で最初から省くという選択は少ないような気がします。

ちなみに我が家の巾木はスマート巾木というやつで、高さ3㎝厚みは5mm程度です。一般的な巾木が高さ5㎝前後・幅1㎝なのでかなりコンパクトではあります。この辺がKさんの落としどころなんでしょうか。以前住んでいた賃貸住宅はビニールの巾木、それも高さ15センチはありそうで色は濃いグレー!壁は白でしたからすごい存在感でした。

f:id:bakingdiary:20180607211350j:plain(白+白でも存在感はあります)

それでも引き渡し直前に家の中に入った時、結構存在感を感じました。家じゅうにぐるりと回っているのだから当たり前なのかも知れませんが・・・。ちなみに角はでっぱりの出てしまうコーナー部品などは使わずにフラットに仕上げてあります。Iさんによると設計事務所の仕事はやはり細部にとても気を使うんだそうです。

 

そんな訳で巾木に関しては少々もやっとした思いを抱えながら生活していたわけですが、今朝次女が登園前に玄関の上がり框で水筒の水を床にぶちまけるという非常事態が発生しました。無垢の床にざーっと広がる水・・・って浴室からスクイージーを持ってきて玄関土間にぶちまけた水を流し入れました。殆どの水が土間に落ちたので床はあっという間に乾きましたが、巾木がなかったら壁沿いに広がった水は壁紙に吸い込まれるかもしれません。今朝ほど巾木に感謝した事はありませんでした。

 

うちは小さい子どもがいるから巾木レスは考えられませんでしたが、やはり家を構成する部品にはそれなりの理由がきちんとあるんだなと感じた出来事でした。大人だけで丁寧な暮らし系の家庭であればディティールにまでこだわった家に住めるのでしょうが、自分たちのベクトルとはまた違うと思います。

 

夜に焼いてみたシナモンロール

f:id:bakingdiary:20180608053938j:plain(天板で直焼きしたのでボリューム不足)

新しいオーブンに慣れるために一番良いのはパンを焼いてみる事だと思います。容量が大きいほど安定して良い状態に仕上がるのですが、天板の容量にまだ慣れず手持ちのレシピを微調整中。普通の大きさのシナモンロールだと16個は余裕ですが、ちょっとスカスカしています。20個分の生地を16個に分割して・・・などとあれこれ試してみるのが楽しいです(最後は家作りとはあまり関係のない内容でした)。

 


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テレビの置き場所で変わった事

少し前に我が家の殺風景なリビングを紹介しました。 

bakingdiary.hatenadiary.com

 まあ、相変わらず何も無いわけなんですが、TVの場所をちょっと場所を変えてみました(それだけ)。

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ふと思い立って以前から使っていたキャビネットの上に乗せてみました。これはTVボードではないので高さがあります。もし使ってみて違和感があったら元に戻すつもりでしたが、娘たちがソファに座ってTVを見るようになりました!低い場所にあった時は近寄って行ったりゴロゴロしながら見ていて注意することもありました。それが今は二人でソファに座って見ています。娘たちは高さのある方が見やすいとの事。いつかは壁掛けにするかもしれませんが、このままにしようと思っています(壁に穴を開けたくない気持ちもあるし、テレビも見なくなるかも知れないので)。

配線が床に付くこともありませんし、DVDデッキなどは全てキャビネットに収納してあるので使う時は出して接続します。TVの電源とアンテナ端子はキャビネット裏に隠れていますが、壁際にもう一つ予備のコンセントを付けてもらいました。なので周辺機器の接続も簡単です。

 

キャビネットの横には図書館で借りた本を入れたボックスを置きました。近所の図書館は一人10冊まで借りられるので、子どもを連れて行くと私の分も含めて30冊位の本が集まります。夜寝る前にリビングで読み聞かせをするので、リビングに本を入れておく場所が欲しかったのです。

 

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以前キャビネットがあった場所は真っ白な壁になりました。このまま贅沢な余白として残すか、壁面に何らかののデコレーションを飾ろうか迷っています。

 

PS、新オーブンでパンを焼いてみました。

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次女のリクエストで白パンです。

しばらくパン作りからは離れていましたが、やっぱり楽しいです。

 


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食洗機、いつの間にやら廃盤に

気付いたら題名が5・7・5になってました。

それはさておき、本日ショックだったのは我が家の食洗機が廃盤になっていたこと!

IKEAのサイトをご覧頂ければ分かりますが、引き出し式のしかない!うちで買ったのが3月だった(と思う)ので、割と最近に廃盤になったそうです。IKEAと言っても住設関係は実際に作っているのは家電メーカーで、OEM商品のような扱いです。建築家物件では人気のガスコンロのPLUS Doなんかも別の名前で売っています。

IKEAのショールームを回れば分かりますが、やっぱり45センチの引き出し式の食洗機よりも60センチの大きなサイズの方が展示してあります。廃盤になってしまったので現在は撤去してしまったのかも知れませんが。

設計事務所カテゴリーのブログを読むとあたかも60センチサイズの食洗機が主流になったように思ってしまいますが、現実はビルトインでもパナソニックの45センチが主流なんでしょうね。

廃盤がっかり記事だけではあんまりなので、我が家の食洗機の使い心地についてレポートでもしたいと思います。(でも、買えなくなった食洗機のレポートって需要があるのかしら???)

 

我が家の食洗機はIKEAのレーンリグ。実際はエレクトロラックスのESL63010という商品です。

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エレクトロラックスはドイツのAEGを吸収合併したのでメンテナンスはAEGと一緒のようです(取説にはエレクトロラックスの連絡先がありますが)。ドアの上部に操作ボタンがあるので閉めてしまえば面材しか目に入りません。ビジュアル的にもすっきりデザインで良い感じです。

ミーレのようなラインナップが沢山あるような会社だとオールドアと前面に操作パネルがある2種類のタイプになりますが、IKEAの場合はオールドア一択です。面材を別に買わなければいけないので本体価格+αの金額となります。それでもミーレの半額程度でしょうか。

 

使ってみて思ったこと

①想定人数分も入らない

これは食習慣の違いだと思いますが、日本の食器類はスタッキングしづらくそれほど入りません。欧米のようなディナーウェアであればずらりと並べて13~15人分はいけますが、日本のお茶碗・汁椀は場所を取ります。それでも家族4人、1日分をまとめて洗うことは可能です。私は寝る前にセットして朝に片付けます。

②プラスチックは乾かない

想定の範囲内です。朝に食洗機を開けてみると大体プラスチックものには水が残っています。日本に比べて欧米は乾燥しているところが多いので問題ないのかも知れません。コロラドで暮らしていた頃もあまり気になった事はありませんでした。あと、ヨーロッパはエコ意識が高いので乾燥した気候の中でわざわざ熱風で乾かすような事は考えないのかも知れません。

③それでも全部は洗えない

気にしてみると結構食洗機NGなものってあります。我が家の場合はスキレットと娘のお弁当箱。スキレットは油膜が取れてしまうのとアルミ製のお弁当箱は白っぽく変色してしまうのです。ちまちま手洗いしています。

 

我が家の3大ネガティブ感想を書きましたが、それでも皿洗いから解放されたのは大きかったです。夕食が終わって山積みの汚れものがあったらやっぱり気持ちが折れそうになります。次に買う時もやはり60センチを選ぶと思います。今のところ問題もないし、IKEAでの販売が終わったのが残念でなりません。

 


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Web内覧⑧スタディスペース

最近の子持ちのお宅には完備されていると思われる(?)スタディスペース。

Kさんのプランも最初からスタディスペースありきで考えられておりました。リビング学習がまことしやかに語られるようになったのは最近の事ですが、実際に自分も含めて茶の間で宿題してた子が多いと思います。Kさんは3つ子のお父さんでもあるので、スタディスペースは重要視されていたようです。リビングに学習スペースを作る場合も多いようですが、我が家の場合は直にキッチンと横並びです。

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実際に4月に長女が1年生となり、宿題に親子揃って取り組む毎日です(〇付けやサインなども含め付きっ切りです)。働く母としては幼稚園&児童センターから子どもをピックアップして帰宅、すぐさま夕飯の準備にと大わらわです。最初はキッチンの並びにデスクってどうなの?と思いましたが、実際問題夕食を作りながら宿題を見られるのはいいなと思っています。

ちなみにこの図面ではスタディスペースの横にある収納がドアになってますが、椅子の背もたれにガンガンぶつける事が想定できたため、引き戸に変更になっています(戸の開け閉めの分、収納スペースは小さくなってしまいますが)。ちなみに教科書や子どもの学校・幼稚園用品は全てこのリビング収納にしまってあります。

 

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ダイニングから眺めるとこんな感じ。勉強の時はダイニングで使っている自分のストッケを持って行きます(正確には引きずって)。足にはフェルトを貼りました。食事もそうですが、勉強もきちんと足が付かないと集中できないのだそうです。

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ここには大人用のチェアがないのでIKEAでバーチ材の椅子を一脚買いました。何と850円です(リユース品です)。誰かが来た時の予備の椅子でもあります。娘も絵を描く時などはストッケを持ってくるのが面倒なのでこの椅子を使っています。

大きな窓もありますが、ここからはお隣の庭木しか見えないので明るすぎずとても静かです(境には塀などもないのです)。階段の下というこもり感もあり落ち着く場所です。

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夕方になり、娘二人が帰ってくるとカオスになるデスク。

想定以上に子どもたちに活用されています。

 


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Web内覧会⑦リビングルーム

リビングルーム、我が家の場合は階段を挟んでダイニングの向かいにあります。

以前ダイニングルームの記事を書きましたが、階段を下りてくると左手に見えるのがリビングルームです。

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ただ、ダイニング側にはキッチンもあるので広さ的には開放感があります。LDKと言うよりも、リビング階段によってDKとLみたいな感じにやんわりと分かれています。リビング側にはリビング収納も作ったのであまり広さはありません。図面だとこんな感じ。

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広いリビングだったら何を置くんでしょうか?

あんまり想像が付かないのですが、我が家のリビングにある家具は3つだけです。以前から使っていたソファ、テレビ、キャビネット。階段の手すりがリビング側に寄せてあるのであまり上から見ることはないのですが、無理やり覗いてみました。

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階段を下りると

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テレビの裏側はリビング収納のため、オール壁面です。そしてキャビネットの裏側も室内壁なので、リビングにありがちな「家具どこに置こう問題」はありません。テレビも壁掛けにしたい気持ちと壁に穴を開ける勇気の狭間でまだ決断に至っていません。そんなに見るものでもないし、床に直置きになっています。

キャビネットは以前食器を収納していましたが、現在はデッキなどのAV機器を収納して使う時に接続しています。

ソファは無印良品のもの。だいぶ昔のものですが、カバーやクッションなどはバラで取り換えられるのでメンテをしながら使い続けています。ソファはすっきり暮らし系の人々には疎まれる存在ですが、我が家の場合は意外に使う家具なので、やっぱりあって良かったなと思います。

 

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リビングの目に入る場所に窓はありませんが、振り返ると北側の大きな横すべり窓があります。ここはお隣の南側の庭があるので、この季節は窓越しにぼんやりと庭木が揺れる様が目に入ります。

 

家族が集まるのはやはりDKの方なので、リビングは一人読書をしたりテレビを見る場所です。わいわいというよりものんびりまったりという言葉の方がしっくりくるのが我が家のリビングです。

 


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