よにんぐらしの家

家族4人の家づくりの記録

ようやく設計監理契約と見積もり

しばらく設備関係のことばかり書いていましたが、ようやく設計事務所と契約となりました。これからは「B事務所・Kさん」と書きます。Kさんは一人で事務所をやっている建築士さん。眼鏡と髭の寡黙な感じの人です。娘たちはジュース屋さんだと思っているようです。

 

これは過去記事ですので、4月上旬のこと。ほぼプランも固まり、Kさんの頭の中には我が家でも行けそうな感じの大まかな見積もりもあるようでした。最初から豪華提案もなかったですし、Kさんは施主の希望がなければB事務所らしさのある仕様でプランを作ります。この辺りは2週に一度位のペースで打ち合わせをしていたと思うのですが、いつになったら契約となるのかこちらがやきもきしていたような気がします。実際、Kさんはかなりただ働きしていたんですけど・・・蚊に刺されまくったりゴミだらけになったり自転車で遠征したり肉体労働です(契約したから良かったものの)。

実際、初めてコンタクトを取ったのが2011年の震災の前ですから、ブランクはあったものの6年くらいは塩漬けの案件。設計監理費用は建築費の10%の設定ですが謎の出精値引きが入っており、切りの良い数字になっていました。ただ、見積もり前ですので建築費の正確な金額は出ておらず、この先金額が上がっても最初の請求通りの支払いです。他の設計事務所では最後の支払い時に清算し直す所もあるようですが、うちはそれはないので安心です。自分の見積もり予想にそれだけ自身があるという事でしょうか?という訳で、契約時に設計監理費用の1/3を支払いました。

 

契約した後に普通は工務店の選定・・・となりますが、Kさんはいつも同じ工務店に依頼しているそうです。合い見積もりを出して選定、なので価格も抑えられると設計事務所の家作りで謳っているところもありますが、私は疑問を感じます。というのも、実際に設計事務所のプランをきっちり施工できる工務店というのがそれほどないのだそうです。施主である私たちには分かりませんが、納まりなどの面で難易度が高く1から作る部分も多いのでどこにでも頼める訳ではないとの事。

なので私たちの家作りもKさんが信頼を置いているI工務店に依頼となりました。こちらは全ての大工さんが自社社員というのもあり、Kさんのプランにも慣れているので安心してお願いできます。あとは見積もりがいくらで出てくるかです。

 

ドキドキの見積もりは結構すぐに上がってきて、外構まで含まれた金額でした。

そして・・・金額は・・・ほぼ予算内でした!

もちろんこれは施主支給の部分が予算から抜けているからというのもありますが(キッチン関係とか大きな金額が抜けてます)、何百万オーバー!みたいな展開はなく「ふーん」という感じ。きっとKさんの見積もり予想が上手くいったんでしょう。

ただ、外構と暖房計画の部分でKさんは納得がいかないらしく、「ここはちょっと外部業者に当たってみます」みたいなコメントでした。我が家の懐事情をエスパーのように察してくれてるんでしょうか。いや、きっと見れば分かるんでしょうね~、施主のスペックが。

 

我が家の竣工希望は3月なんですが、色々やっているうちにちょっとギリギリになりつつあります(Kさんのんびりしすぎ)。なので、工務店の契約前にとりあえず地鎮祭をするという事になりました。Kさんもそうですが、I工務店さんも契約前に草刈り&地鎮祭の準備でただ働きです。本当にありがとうございます。しかし、東北の人はのんびりしています・・・。

あと、願わくば今年の冬は暖冬でありますように。東北とは言え元々雪はそれほど降らない地域ですが、普段慣れない分大雪になるとどこも停滞してしまうのがこの辺りの常なので。

 


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