よにんぐらしの家

家族4人の家づくりの記録

解体に向けて①

2013年の晩秋のころでしょうか。ネットで調べた解体業者さんと現地待ち合わせをし、次女妊娠中ではありましたが長女を抱っこして立ち合いをしました。後日送られてきた見積書、開封してみれば「約600万円!」。

・・・分かってたけど、高い・・・。またもや思考停止ですよ。

 

ただ、ここには我が家の特殊な事情がありまして、敷地に借家も含めて4棟ほどの建物が建ってたのです。今ほど法律が厳しくない時代に祖母が敷地内にあれこれ建て増しをし現在に至るわけなのです。現在は分筆や接道などの問題でこういった建物は建てられませんが、昔はゆるかったので・・・。

おまけにちょこっとアスベストの疑いや重機が入れないので手壊しになる部分など増額になるポイントが盛りだくさん!あの世の祖母を恨みました(ゴメンネ)。

 

でも、これをどうにかしない事には前に進まない。

と思いつつ、2014年の3月に次女を出産。そして2014年夏、見積書を持って設計事務所に相談に伺いました(まだ契約前だけど)。敷地のスペックを見ればぼったくりではないのでしょうが、懇意にしている別業者を紹介してくれ、建築士さん立会いの下でまたもや見積もってもらいました。蚊に食われまくりの思い出です。

 

結果は400万。200万も一気に下がったのは嬉しいけど、不透明な業界です。

ただ、布と紙類は処分しておいて下さいとの事だったので、ここから先の見えない怒涛の空き家片づけが始まります。築60年近い建物ですから・・・実情は推して知るべしです。