解体に向けて②
私の実家の片づけということで、夫はノータッチ。
幸い土曜が実家のごみ収集日だったので、毎週末を実家の片づけで費やすこととなりました。幼児2人は夫が世話をしてくれたのでラッキーでしたが、最初はどこから手を付けて良いものやら・・・と途方にくれました。
実家には祖母の代からの付喪神化したものから妹たちのものまで残っています。
洋服・着物の類からして膨大です。おまけにクリーニング取り扱い店を営んでいた実家には忘れられたお客さんの服が大量に残ったままです。必要なものなら取りに来るのでしょうが、既に商売を畳んで10年以上が経っています。これも全て私が片づけるのです(涙)。
とりあえず全てリサイクルショップに持ち込み、買い取りできないものは処分してもらいました。これだけで何日かかったでしょうか。毎回ほこりまみれです。
そして、紙類。これも邪悪です。
何より重い!かさばる!虫が湧く!
倉庫の中から叔父の大学時代の大量の雑誌やノートが出てきた時は叔父宅に持ち込んでやろうかと思いました。毎回誰かに殺意を抱く片づけ時代でありました。
これも実家近くの生協で古紙リサイクルコーナーがあったので怒涛の持ち込みをしてました。結果的に紙だけで何トンというレベルを片づけたと思います。
その他、とにかく古いものが沢山あったのでリサイクルショップと粗大ごみ場には何度行ったか分かりません。粗大ごみセンターの人にはあからさまに嫌な顔されてましたから・・・。昔のものは分別しづらいので嫌なのも分かりますが、私のせいじゃないんです!と言いたかった・・・。
真冬はさすがに無理だったのでお休みしましたが、布・紙・粗大ごみだけで結局半年はかかったと思います。
この片づけを通して思ったことはただ一つ。「我が子に負の遺産を残さない」です。
片づけ自体も肉体的に大変なのですが、精神的にも結構来る作業なので。片づけを通して親世代の知りたくない事まで知ってしまいますからね。手紙とか、写真とか、早めに処分しておくのは大事です(笑)。あと、実家の父が手伝いもしないのにクレームを入れに来るのが地味にストレスでした。「麻雀牌捨てたのか!」とか。必要なら持ち帰ってくれ・・・。
で、2015年夏、壮大な断捨離を終えました。
家建ててないのに人生観まで変わりましたよ、本当に。