よにんぐらしの家

家族4人の家づくりの記録

基本設計①

色々ありましたがすっかり更地になった実家。

ポツンと真ん中に井戸が残っています・・・解体の時に一緒に壊そうかとも思ったのですが、とりあえず残してもらいました。飲み水にはなりませんが、あの震災の時に井戸はかなり重宝されたので今後のことも考えて保留ということで。

 

2016年の年明けから改めて基本設計のプランを作ってもらうこととなりました。何度も書いてますが、まだ契約前です。現地調査やら解体やらで結構働いてもらっていると思うのですが、建築士さんからは契約の話が出ません。こちらとしてはありがたいですが、大丈夫?

 

さて、設計にあたっての我が家の敷地ですが、以下のスペックです。

①南側3軒先に10階建てマンション。

②間口は約7mほど、奥行約56mの東西に細長い敷地。

③接道は東側のみ

 

敷地面積にすれば120坪ほどの広さですが、家の他は駐車場にするくらいしか思いつかないような土地です。さらに調べてみると冬至の時期に太陽が当たるのは敷地の前半部分のみ。でもそこに家を建ててしまえば持ち家なのに駐車場なし、そして家の後ろ側の土地は広大な庭としてしか使えません(接道していないので将来的に分筆もできないし日は当たらないし死んだ土地になること確実)。

 

解体前に3件ほどのラフプランを作ってもらってましたが、建築士さんは解体後の現場を見て改めて考えなおしたいとのこと。最初にもらった2Fリビング&スキップフロアの家が気に入っていただけにちょっと残念ではありましたが、新プランに期待をして待つ事にしました。

 

ここまでで私たちから予算などの話などはしていません。

設計事務所カテゴリーのブログなどを読むと出てくる「減額調整」の文字が脳裏にチラつきます。ちなみに一般的な木造新築の場合の設計監理料は工事費の10%となります。2500万の家でも概算で250万です。結構大きいなあと正直思います。コスト管理も建築士の能力のうちでしょうし、私たちのスペックを見つつ予算超過にならないようなプランを作ってくると思われます(なので豪華仕様にはならないはず・・・たぶん)。

まだ契約前なので、邪悪な施主がプランだけをもらってそれっきりになったらただ働き。そんなことを聞いたら設計事務所のラフプランだけを工務店に持ち込んでも同じものは作れないとのことでした。設計事務所物件には素人では計り知れない複雑な工程や収まりがあるんでしょう、きっと。いらぬ心配をしながらもプランのお願いをしてその日は帰ることとなりました。


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