よにんぐらしの家

家族4人の家づくりの記録

IKEA TOUR②

Iさんからの電話連絡があり、とうとう足場が取れて我が家の全容がご近所に公開となりました。と言っても最初から東西は丸見え状態で工事をしていたので、他の新築ブログの記事のような「ようやく全貌を見られた~」というような喜びはなかったのですが。

夫によるとあの足場と養生というのは建材やパーツの落下防止と防音のためらしいので、我が家の東西のようにある程度の広さのある自分の敷地の場合は特に養生しなくても問題ないのだそうです。まあ、うちの場合は東西に何か落ちても敷地内に落ちるだけなので養生費用の節約のためでしょう。低予算の我が家の事情を慮ってのIさんの経費節減策なんでしょうか。

ちなみに今週の私はフル勤務なので、足場が解体されたと言われましてもぜーんぜん家を見られておりません。

 

それはさておき、IKEA TOURの続きです。

我が家の謎スペース「調理室」。キッチンあるのにパントリーを挟んでの調理室です。現在の職場はダブルワークがOKなので、休みの日にでも細々とベーキングの仕事を続けていきたいと考えています。もしそうじゃなくても土足OKの土間なのでFamily Activity Spaceとして色々活用したいと思っています。ここはあくまでベーキングのためのスペースなのでキッチンは簡易的なものでいい、そこで見つけたのがこちら。

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フレームが見えづらいのですが、モジュール式のキッチンです。お値段驚きの26,980円。アウトレットであればもっとディスカウントが入ります。本格的なキッチンには遠く及びませんが、BBQ用や釣り人向けに手軽に設営できるキッチンです。ドライバーとレンチがあれば女性一人でも組み立て可能!

うちの娘たちは造形主体の幼稚園に通っているため絵を描くのが大好きです。こういった水回りスペースがある事で水彩画も家庭で気軽に描けると思います。ランドリースペース兼子供用ラボみたいな使い方を海外の雑誌で読みましたが、うちは調理室兼アトリエみたいなイメージです。

 

あとはこちら。

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サニタリーの鏡でございます。

何の変哲もない一枚鏡・・・。結構大きなこちらを壁にぺったり貼って終了です。メーカー品の洗面台を導入するなら鏡も付いてきますが、我が家は造作なので鏡を探すのも任務の一つでした。うちは浴室内に鏡がないので重要ポイントです。ただの鏡もお店によっては結構お値段がするので、IKEAで十分だと判断しました。

 

IKEAでの施主支給品はこのくらいでしょうか。

わがままな施主は棟梁をIKEAに呼び出して現場に2t車で運んでもらう予定です。棟梁、パシリに使ってしまってすみません。今から謝っておきます。

正直、IKEAでの施主支給にいい顔をしない設計事務所工務店などは多いと思います。手間もかかる割に儲からないから、そして施主の下調べやメンテ力なども問われるからだと思います。KさんIさんはこちらの提案をとりあえず検討してくれ、導入できるよう現実的にサポートしてくれると感じています。

 

来週は現場でクロス等の確認、そして外構の打ち合わせです。貴重な休日がほぼ皆無状態の年度末ですが、完成までもう少しです。竣工まで1カ月切ってる・・・と今気付きました。うわ~。

 


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IKEA TOUR

先日、IKEAでKさんと打ち合わせをしてきました。

のんびり見ながらあーだこーだ話をするには平日の朝一番がベストです。この時間に店内にいるのは住設屋さんとおぼしき男性が多いですね(我々も同類ですが)。今回のIKEA打ち合わせの最大の目的は「ど素人の選んだ住設機器をプロにチェックしてもらう」この一言に尽きます。設計監理料払ってるんだから悩む暇があったらさっさと相談!という気持ちです。

 

それはさておき、うちで導入予定の大物ナンバーワンはこちら。

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どーん、食洗機です。ちなみにこの画像は公式からお借りしていますが、フロントパネルと取っ手は別売りです。我が家のキッチンは白ですがホーローなので質感が違います。キッチンの面材が揃うのも素敵ですが、我が家ではあえてステンレスを導入予定です。オーブンもステンレスだし、ニュアンスの違う白を入れても馴染まないと判断しました。

ただ、この面材なんですが、取っ手を付けてから食洗機本体に取り付けるのです。扉自体がそれなりの重さなので、毎日使って負荷が掛かればきっと取っ手は経年で緩んでくると思われます。その時に自分でメンテできるのか?と気になりまして。

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写真では分かりづらいですが、取っ手がプラスドライバーで固定されています。

面材にはレールが付いていて扉の開閉時に本体とスライドしながら開くのです。フルオープンでもねじ山は見えませんでした。将来のメンテ方法についてKさんとあれこれ動作確認をしましたが、自分でねじを締め直すのは難しそう・・・。でも、たかだかネジのゆるみ程度で業者を呼ぶのも勿体ない・・・。

が、微妙な沈黙の後、他のルームセットを見てあっさり解決。取っ手を上に付ければいいという単純な解決策でした。IKEAは家具もそうですが、ネジ穴から自分で開けるものが多いです。キッチンももれなく自分で穴位置を決める所から始まります。このDIYができる人がどの程度いるのか疑問ではありますが、開閉時に面材がスライドして露出する部分に取っ手を付ける事にしました。地味な事ですが、Iさんに伝え忘れないようにしないと(ってKさん伝えてくれるはず)。

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あとはこの水栓。レバーが吐水口の近くにあるのがいいです。水栓根元に水がたまるのが嫌なんです(あ、これは洗面ボウルの選択時にも重要ポイントでした)。高級感はありませんが安っぽさもなく、コスト的に考えてもまずまずです。

ただ、こちらも経年劣化で首がカクカクしてきてしまうんじゃないかという心配がありました(IKEAだし)。が、意外な事にKさんチェックではOKでした。構造上、そういう心配はほぼないとのこと。

 

何だか長くなってしまったので残りのアイテムはまた今度。

色々調整もありまして、実際購入はもう少しだけ先です。

 


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壁排水どうなったか問題

前回、帰りがけに言った何気ない一言からやばい空気が漂った我が家です。

bakingdiary.hatenadiary.com

で、家に帰ってから早速Iさんにメール。

クレーム言うのってドキドキですし、あ、でもこれはクレームではなく問い合わせ・・・と思い直しながらソフトな文面でメールしました。で、すぐに返信が来たわけですが、あっさり「Kさんからの指示で壁排水になってますけど。現場とも連絡取ってますのでご安心あれ」みたいな文面でした。何だかよく分かりませんが、とりあえず大丈夫みたいです。現場の慌てぶりとあの図面は一体・・・?

何はともあれ取り越し苦労(?)のようでした。Iさん曰くKさん物件は難しいらしいので毎回確認きっちりで進めているらしいです。

 

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では、前回の続き。

とうとうLDK唯一の室内壁が出来ました。壁の向こうにちらっと見えるドア枠はトイレとサニタリーです。我が家の1Fは調理室を除くとほぼワンルームみたいなものなので、さすがにプライベート感満載のエリアはゆるく仕切ることにしました。きっちり壁を作ると狭い廊下が暗くなりLDKも狭くなってしまうので、上部が開いています。

最初は室内窓なんかも検討していたのですが、野暮ったくなる(と思っていたと思われる)とKさんに却下されてしまいました。冷暖房の空気がサニタリー側へ流れていってしまうとも思いますが、視点を変えてみればヒートショック予防のためにもいいのかも知れません(元からLDKの真ん中に階段がある家だし、何を今更)。

 

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主寝室。ここは窓が3面にある唯一の部屋です。

数少ない引き違い窓があるポイントなので冬はどんな感じなのか気になるところであります(気密についてリサーチしてからマイナスイメージしかない)。引き違い窓のメリットであるところの開放感?町家である我が家には窓の外にそんなランドスケープは存在しません。

天井の隅に見える丸い穴はエアコンのスリーブ用の穴です。子ども部屋にもスリーブ穴を準備していますが、今のところエアコンは1Fのみです。夏がどんな感じか現状では未知の世界ですが、扇風機と網戸で過ごせればいいなと思っています(家族全員空調が苦手なので)。

 

今週中に足場を外すそうなので、この先屋根が見られることはもうないでしょう(今週はフル勤務なので現場に行けないし)。段々と大工工事から内装と住設工事にシフトしていくようです。ちょっと前までは施主は暇でしたが、ラスト近くになると支給品や選定品の決定やオーダー(あと支払いも)に追われています。 

 


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まさかの間違い発見

前回KさんとIKEAにて結局3時間もあーだこーだ相談をし、施主支給の段取りも始めようかと準備中です。この話は改めて書くとして、今日は現場の進捗状況です。今回はちょっとした打ち合わせもトラブルもありの現場見学だったので写真多め+長いです。

 

f:id:bakingdiary:20180217114547j:plain(大工さんお仕事中)

一気に現場が進んでいます。あるべき所全てに壁が出来てます。

おまけに終盤までそのままだと思っていた吹き抜けの足場が撤去されていました。壁面の開放感はなくなりましたが、上部空間の開放感は生まれました。吹き抜け部分のクロスってどうやって貼るのでしょうか(素人的疑問)?

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階段を2Fから見たところ。まだ手すりがないし仮の踏み板なので上り下りの時は注意です。ここに写っている窓は北側の窓ですが、意外にもかなり明るいです。年間を通してこんな感じの安定した光が入る筈なので、絵描きさんのアトリエが北側にあるのも分かる気がします。上の写真でも分かりますが、我が家の採光計画はトップライトを含む北側の窓と東西の台形窓です。

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最初の写真とは反対側の台形窓。無調整の写真なんですが、暗いです。現場ではもうちょっと明るく感じるんですが、クロスを貼ればまた印象が違ってくる・・・はず(そう思いたい)。

 

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2F子ども部屋。養生されているこの柱もそのうち傷だらけになるんでしょう。この柱は将来の分割を考えると構造上必ず出る柱です。今のところはこの柱の向こう側に子どもたちが今使っているベッドを並べて置く予定です。娘たちはこの柱で必ず「トトロの草壁家が引っ越してきて柱にまとわりついているシーン」を再現しています。腐ってないけど。

 

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タカラスタンダードの何もないお風呂。

何もない故、現在は水回りの資材置き場になってます。メーカー品&何もないバスルーム故、特記事項はありません。昭和団地仕様の古~い風呂にしか入った事のない子どもたちは喜んでました。

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サニタリーの造作洗面台。個人的にかなり考えた場所の一つです。洗面台はサンワカンパニーのボルデ。造作洗面台のパーツの組み合わせで煮詰まっていた時に見つけた商品で、組み合わせに迷うことがない!と即決でした。これは配置を考えるための仮置きですが、実物はかなり大きいです。人工大理石なのでマットでさらっとした感触。陶器とは全く違う質感ですが、個人的には好きな感じです。

右側には扉付きのニッチ収納を作り、扉の縦のラインに合わせてコンセントも付けます。その配置なども確認。で、最後にふと「あとはPトラップで壁排水ですよね」と言ったら「・・・?」大工さん慌ててます。指示書には「Sトラップで床排水」という図。やばい空気が流れ、何だか色々確認中。床掃除を楽にするため、ここは壁排水でというのがかなりのこだわりポイントだったんですが。その場にいても埒があかないので、後日確認の上連絡してもらう事にして帰りました。

 

どうなるんだろう?と不安でございます・・・。

家に帰って確認するとKさんの指示書には壁排水の記載があり、Iさんの見積もり書にはSトラップとあり私が赤で訂正しています。そんな訳でたぶん、工務店で訂正し忘れて発注してしまったのだと思います。ここから排水仕様って変えられるのでしょうか?穴を開ける事だから断熱とかの関係で難しいのでしょうか?Iさんからの返信を待つのみです。

 


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植栽について考える

今日はバレンタインデー。

幼稚園児2人の期待を壊さぬよう、そして夫への感謝(?)もプラスして昨日の晩Flourless Chocolate Cakeを作りました。名前の通り粉の入らない濃厚なチョコレートケーキです。夫も少し早く帰ってきてデザートのケーキを食べていたところ携帯に着信が。

 

Iさんからの外構工事に関しての確認電話でした。

我が家は外構工事は入居後にスタート予定なのですが、植栽に関しては入居前に行うので樹種と本数の確認をしたいとのこと。ちなみに我が家の植栽計画はKさんの指示でヤマボウシとヒメシャラの2本。裏庭には既存のマサキの垣根とザクロの木を残してあります。2本の木を植えたら計3本が敷地内に植わっている事になります。

 

今まで外構の植樹の配置図及び樹木高をしっかり確認していなかったのですが、3m程度のものが2本という指示になっていました。夫曰く「高すぎない?」。ヤマボウシなどは手入れをしなくても樹形が整いシンボルツリーとしても人気の木ですが、将来大丈夫かな・・・と少々不安になります。ヒメシャラはもっと伸びそうだし。

今住んでいるビルには和風の庭があって、大家さんがお隣に住んでいます。我が家にとっては借景な訳ですが、年に一度植木屋さんが入ります。3~4人程度の職人さんが入り、1日がかりで作業をしています。その光景を見るにつけ、コストも手間もかかるような庭はやはり私たちには維持できないような気がします。

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(画像をお借りした3mのヤマボウシ。2年でこんなにモサモサに・・・)

 

Kさん提案の2本はどちらもシンボルツリーとして人気の樹種ですが、どちらも高木なのがちょっと心配です。だいぶ昔に図書館で予約しようやく順番が回ってきたこの方の本(↓)を読んでいます。

荻野寿也景観設計

リンク先を見て頂ければ分かるようにとても素敵な植栽計画を作ってらっしゃる方です。目の保養にはなりますが、我が家でここまでの外構計画は無理というものです(涙)。ただ、植物との付き合い方という面ではとてもためになる本です。ヤマボウシは上を向いて花を咲かせるため、2Fの窓から眺められるように、などのアドバイスに納得・・・って2Fにそもそも庭に向かっての窓がないのですよ、うちは。それはともかく、植栽に関して学べる良い本です(フォローのため2回言ってみました)。

 

ちなみにIさんによると植栽は2本で6万円です。

うち3万は樹木代、残りの3万がユンボや作業代です。Iさんによると工務店でもネットで植栽を購入するそうなので、予算3万円での施主支給を勧められました。そんな訳でまたもや施主支給項目が増えました。3月上旬に手配できれば良いそうなので、しばらくはまたネットの海を徘徊する事になりそうです(でも、植物という唯一無二の商品の性格上、早い者勝ちの世界)。

 

明日は施主支給品を確認しにKさんとIKEAで待ち合わせです。

設備の手配が進むにつれ、段々家作りも終盤に入ってきたなと思わされます。

 


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